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2017'10.31 (Tue)

# 人間の性(さが)   「他人の不幸は蜜の味」は人間の本性である。

久々の投稿です。
毎月発行している事務所通信の記事の一つです。
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脳科学の研究で、機能MRI(磁気共鳴機能画像法)を使った実験が行われました。その結果、さまざまな状況で苦しんでいる人々が写った写真を被験者に見せると、ほとんどの場合、脳内の喜びの中枢が点灯するそうです。
これは、日常的によく見かける現象と一致します。たとえば、高速道路の反対車線で起こった事故を多くの人が見ようとして渋滞するとか、どぎつい暴力的なニュースや悲惨なニュースであればあるほどよく売れるといったことです。
心理学者レオン・フェスティンガーが言うように、人は他人と比較した場合の自分の位置づけに基づいて自己評価が行われているのです。
人を下げることによって自分が上になることを喜ぶ。一人をいじめることによって、その他の人たちが優越感を感じることは人間の本能のようです。
この感情を「シャーデンフロイデ(shadenfreude)」(独)といって、「他人の不幸を喜ぶ気持ち」として古くから使われているそうです。

それと反対の概念が仏教の「四無量心」です。
「慈しみ(相手の幸福を願う心)」
「憐み(相手の苦しみを除いてあげたいという心)」
「喜び(相手の幸福を共に喜ぶ心)」
「平静(偏らない平静な心)」
この四つの心持ちのうち「喜び」の無量心は、周りの人の成功に共感する気持ちのことで、サンスクリット語で「ムディター」といいます。この「ムディター」の心が満たされたチームは、構成員の一人ひとりの力の足し算以上の成果を出すと言われています。
心理学と異なって、仏教では四無量心が本来の人間の素直な心だと説いています。

良い会社を作るということは、心理学的には人間の本性に打ち勝つことで、仏教的には本来の心を活かすことかもしれません。
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